ワークショップ

開催日時

2019年12月21日(土)13:30~16:30
※7つのワークショップとも同一時間の開催

参加資格

大会参加者であれば、どなたでも無料で参加できます(別途大会参加費が必要)。
定員に空きがあれば、当日参加も可能ですが、事前参加登録で事前のお申し込みをお薦めします。
※事前参加登録はこちら

定員

各50名
※事前参加登録にて定員になり次第締め切り、キャンセル待ちとなります。

ワークショップの概要

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ワークショップ1(WS01)

「抑制廃止」の知識と理解 ―管理者がすべきこと―

全国的な身体抑制廃止に向けた取り組みは、介護保険制度の制定から原則禁止となったことが契機となり開始されました。しかしながら、抑制をせずケアを提供することについて、施設内やスタッフ間に存在する温度差はまだまだ大きいのが実状です。
施設管理者として、抑制廃止をすることで起こる課題を整理することは重要で、同時に、抑制をしないことが対象者においてどれほど有益かを知る必要があります。
施設内全てのスタッフが同じ認識で質の高いケアを行っていくためには、どのような教育を行い、環境を整え、導いていくべきかを考えます。その方法論、施設運営・経営戦略、組織論も含め、ディスカッションをしたいと思います。
施設管理者の皆さまには、日頃の悩みを含め、様々な経験や成功・失敗例等を共有していただき、共に解決の糸口を見つけられることを期待します。
(※本ワークショップは、管理者の方々の参加を想定しています)

ワークショップ2(WS02)

ミトン抑制をアセスメントする

 身体抑制のなかでも拘束度は低いと思われがちなミトン抑制ですが、対象者に与える身体的・精神低影響は大きいと言えます。治療や安全確保のためにやむを得ず実施している状況がありますが、再度ミトン抑制について検討し、代替えや抑制をしないですむ方法を考えたいと思います。
成功・失敗例等、具体的な方法を共有し、ディスカッションしたいと思います。

ワークショップ3(WS03)

センサー類の使用における問題点

 施設内では様々なタイプのセンサーを使用している事と思います。
対象者の安全のため、行動を把握するためのセンサー使用は効果的なことも多いと言えます。
しかしながら、センサー類の使用は対象者にストレスを与えるものでもあります。センサー類使用のメリットとデメリットについて十分理解し、そのうえで本当に必要かを考えなければなりません。
施設内でのスタッフ間において「センサー類の使用方法によっては拘束になり得る」という認識は低く、それは身体抑制の考え方に差異があることも言えます。
ここでは身体抑制の定義について考えながら、センサー類の使用における問題点を挙げ、よりよい使用方法についてのディスカッションを行いたいと思います。

ワークショップ4(WS04)

スピーチロックの理解  ―その言葉遣いについて―

 言葉による抑制、いわゆるスピーチロックは「身体抑制廃止」の中での広義の意味として、身体的な抑制(フィジカルロック)、薬物を使用した抑制(ドラッグロック)とともに身体抑制の一つとされています。
施設で起こり得ることとしては「~しなさい」と行動を強制したり逆に「~してはダメ」と抑制することですが、咄嗟の時や余裕がない時に出やすい言葉であったりします。
このように言葉による抑制は概念が明確になっていないため、廃止に向けた取り組みについても個別に認識され対応しているのが現状です。
余裕がある時ばかりではないので、日頃からどのような言動で伝えること事が望ましいかを考え訓練することは、私たちに必要であると考えます。
何気なく使用している言葉や態度を振り返り、より良い表現方法についてゆっくり考えてみたいと思います。

ワークショップ5(WS05)

ベッド柵を使用しない環境の提供

 ベッド柵の適切な使用は、対象者の安全を確保するために有効な手段です。かといって、行動を制限するためにベッド柵で囲むことは抑制であり、その線引きも難しいため、現場で苦慮している様子もみられます。これは、安全面や類似した項目がどこまで身体抑制になるのかという判断が施設により統一されていないことも原因であると考えられます。そのような問題を解決し、できる限りベッド柵を使用しない環境を提供するためには、どのようなことを考える必要があるでしょうか。より対象者に適した環境を提供できるよう多角的な視点から議論を行える場として活用いただきたいと考えています。

ワークショップ6(WS06)

虐待を防止する  -アンガーマネジメントとストレスコントロール-

 私たちの仕事の現場は心身の疲労も多くストレスが溜まりやすい環境であり、怒りの感情もうまれやすいと言えます。あってはならないことですが、対象者への虐待へとつながるケースも少なくなく、ニュースで取り上げられるなど社会的問題として認識されています。
対象者への虐待を予防する上で、感情のコントロール、とくに「怒り」をコントロールするアンガーマネジメントが重要で、ストレスを溜めないよう環境の見直しも適切に行わなければなりません。
いかに自分自身をコントロールするか、また、より良い環境にするためには何が必要かなど、具体的な方法を考えたいと思います。

ワークショップ7(WS07)

身体抑制を希望するキーパーソンへの対応

 対象者の家族の中には「縛ってください」といったことを職員に伝えるキーパーソンも存在します。
身体抑制は好ましくはないが、何より安全に過ごせることを願い、また、職員の手を煩わしたくないという思いからの言葉であると考えます。
安全はできるだけ守りたいですが、確実なものではなく、転倒に至るケースもあります。私たちは対象者やその家族に対して、いかに対応すべきでしょうか。
私たちは常に悩み、最善策を考えながら取り組んでいます。
私たちに求められる対象者やキーパーソンに対するあり方や具体的方法を考えたいと思います。


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